110番の正体と役割
家族を守りたい
110番って緊急通報用ですよね？
防災防犯専門家
その通りです。緊急を要する事件や事故が発生した時に使用します。
家族を守りたい
自分のいる場所を確認しておく方がいいですよね。他にも相談できる番号があるんですか？
防災防犯専門家
はい、生活の安全に関する相談には「#9110」があります。最寄りの警察相談窓口につながります。
110番とは。
日本の防災・防犯用語として知られる「110番」は、緊急時に警察に通報するための電話番号です。全国どこからでも、どんな電話機からでも110番にかけると、通報した場所を管轄する警察署につながります。
110番通報時には、通報者の電話番号と所在地が特定されます。携帯電話の場合も発信場所が分かるのですが、電波状況によっては正確に特定できない場合もありますので、通報前に現在地を確認しておきましょう。
110番は、事件や事故など緊急に対応が必要な場合に使用される通報用番号です。緊急性のない悩み事や困り事まで110番に通報すると、警察の業務が混雑してしまいます。そこで、警察では日常的な安全に関する相談に応じる「#9110」という電話番号を用意しています。この番号にかけると、最寄りの警察の相談窓口につながります。
110番の歴史と仕組み
110番の歴史と仕組み
110番は、緊急時に警察や消防への通報を行うための電話番号です。その起源は1954年にまで遡ります。当時は東京を中心とした大都市で、電話回線が逼迫していたため、緊急通報用の番号として「110」が制定されました。110番は当初、警察への通報専用でしたが、1974年に消防への通報も可能になりました。現在では全国的に利用されており、24時間365日受け付けています。
110番の仕組みは、通報を受けた警察や消防が、通報内容に基づいて緊急車両を配車するものです。通報センターでは、通報者の住所や氏名、通報内容を聞き取り、一刻も早く現場に駆けつけるための手配を行います。通報者は、緊急事態が発生した際には、110番に躊躇なく通報することが大切です。
110番通報で判明すること
110番への通報は、警察に通報者の所在や緊急事態に関する情報を提供します。重要な情報は、通報者の位置情報、緊急事態の性質、関与者に関する情報などです。警察はこの情報を使用して、対応すべき最寄りのパトカーや警察官を派遣することができます。また、通報者は事件や事故の目撃情報や犯人の特徴などを伝えることで、警察の捜査に協力することもできます。
110番の正しい使い方
-110番の正しい使い方-
110番は緊急通報専用の電話番号です。緊急事態とは、人命に危険が迫っている、重大な犯罪が発生している、火災や爆発が発生しているなど、一刻を争う事態のことを指します。緊急事態以外の通報は、警察業務を妨害することになりますので、絶対にやめてください。
緊急でないときの相談窓口「#9110」
110番は緊急通報専用の番号ですが、緊急でない相談に対しては「#9110」を利用できます。9110は警察相談専用窓口で、犯罪の相談や困り事に関する情報提供ができます。盗難届の提出や交通事故に関する相談など、緊急性が高くない場合や警察官による対応が不要な場合に便利です。9110は年中無休24時間対応しており、全国どこからでも利用できます。ただし、緊急時には速やかに110番へ通報してください。
110番通報時の注意点
110番通報時の注意点では、110番通報を行う際の留意点を記載します。まず、通報の際は冷静かつ正確に事象を伝えましょう。緊急性の高い内容を優先的に伝え、詳細については後ほど補足する形を取ります。また、具体的な場所の情報を正確に伝えることが重要です。住所や建物名、周辺の目印などを明確に伝えましょう。さらに、犯人の特徴や逃走経路などの情報があれば提供します。記憶頼みではなく、メモを取るなどして正確な情報を伝えるように心がけましょう。
