子ども110番

子ども110番ってなに？防災・防犯の知って得する用語

子ども110番とは？仕組みや目的

子ども110番は、犯罪や危険から子どもを守るために設けられた取り組みです。警察や消防・救急車と連携して、子どもたちが安全に生活できるようサポートします。仕組みとしては、子どもたちが登録することで、道に迷ったり、犯罪に巻き込まれたりした際に、最寄りのお店や交番に駆け込んで「子ども110番！」と告げることができます。すると、お店や交番のスタッフが警察に通報し、保護者が迎えに来るまで子どもを安全に保護します。

子ども110番の利用方法

子ども110番を利用するには、以下のような手順を踏みます。

1. 困ったときや不安を感じたときは、近くの交番、駐在所、またはコンビニエンスストアに駆け込みましょう。
2. 「子ども110番を使いたい」と店員または警察官に伝え、専用の電話機を使用させてもらいましょう。
3. 電話がつながったら、指示に従って名前、年齢、住所などの情報を伝えましょう。
4. 警察官が状況を確認し、必要に応じて保護者に連絡したり、助けを呼んだりと適切な措置を取ります。

子ども110番が設置されている場所

子ども110番の設置場所は、地域によって異なります。一般的には、次の場所によく設置されています。

* 交番警察が常駐している施設。
* 派出所警察官が巡回している施設。
* 学校児童や生徒が多く集まる場所。
* 公園子どもたちが遊んでいる場所。
* スーパーマーケットやショッピングモール人通りが多く、子どもも訪れる場所。
* 病院や診療所緊急時には頼りになる場所。

子ども110番を利用するときの注意点

子ども110番を利用するときの注意点として、覚えておくべき点がいくつかあります。まず、子ども110番は緊急時の連絡先です。困ったときに利用しましょう。いたずらや遊びでの利用は避けましょう。また、連絡するときは、落ち着いてはっきりと自分の名前、住所、電話番号を伝えましょう。そして、危険な目に遭っている場合は、大声で「助けて！」と叫んで注意を引きましょう。周囲の大人が駆け寄ってくれる可能性が高くなります。

いざというときに備えて、子どもに教えておきたいこと

いざというときに備えて、子どもに教えておきたいこと

子ども110番は、防犯や防災意識を高めるために、子どもたちに正しい避難方法などを指導する制度です。万一子どもが迷子になったり、不審者に出会ったりした場合の対処法として、「知らない人に声をかけられても返事をしない、ついていかない、大声を出す」など、子ども自身が身を守れるよう指導することが重要です。また、「自宅の最寄りの交番や駐在所を教える」「保護者の連絡先を子どもに持たせる」など、迷子になった際に子どもが対応できるよう準備しておくことも大切でしょう。