防災・防犯用語『曇り』の豆知識

家族を守りたい

「曇り」の意味を教えてください。

防災防犯専門家

曇りとは、雲量が9以上で、中・下層の雲が上層の雲より多く、降水現象がない状態のことをいいます。

家族を守りたい

雲量とは何ですか?

防災防犯専門家

雲量とは、空を覆う雲の割合のことです。全く雲のない0から完全に雲に覆われた10までを、目測によって11段階に分けています。

曇りとは。

防災・防犯に関する用語「曇り」とは、気象庁によって以下のように定義されています。

* 雲量が9割以上で、中・下層の雲が上層の雲よりも多い状態
* 降水現象(雨や雪など)がない

なお、雲量は空を覆う雲の割合を表しており、0(全く雲がない)から10(完全に雲に覆われている)まで11段階で目測によって分けられています。ちなみに、「快晴」は雲量が1割以下、「晴れ」は2割から8割のときに使われます。

『曇り』の定義

『曇り』の定義

『曇り』の定義

天気用語の「曇り」とは、太陽光が雲によって半ば以上遮られて、地上に届く光量が平時の半分未満となった状態を指します。この状態は、日中の空を覆う雲の量が6割以上であるとされています。なお、「薄曇り」という表現は、太陽光がわずかに弱まる程度で、地上に届く光量が平時の半分以上ある状態を指します。

雲量の分類

雲量の分類

-雲量の分類-

天気予報でよく耳にする「曇り」という言葉ですが、実は雲の覆っている空の範囲によって定義が異なります。気象庁では、以下の3段階に分類しています。

* -薄曇り(10%未満)-空の一部に雲が見え隠れする程度の薄い雲。
* -曇り(10~50%)-空の半分以上が雲に覆われている状態。
* -厚曇り(50%以上)-空の大部分が雲に覆われ、太陽や星が見えない状態。

曇りと降水現象の関係

曇りと降水現象の関係

-曇りと降水現象の関係-

曇りとは、大気中に浮遊する水滴または氷の粒が非常に小さいため、透明感がなくなり、太陽や月などの天体をぼんやりと見たり、物に影を作ったりする状態のことです。

曇りは、大気中の水蒸気が凝結して発生します。通常、地表近くの空気は冷たく、上空に行くほど温度が高くなります。地表付近の暖かい空気が上昇すると、温度が下がって水蒸気が凝結し、雲を形成します。

雲の厚さや密度によっては、降水現象を引き起こすことがあります。薄い雲や隙間のある雲では、水滴が蒸発して地面に届くことはありませんが、厚く密度の高い雲からは、雨や雪が降ることがあります。

防災・防犯における『曇り』の意義

防災・防犯における『曇り』の意義

防災・防犯における「曇り」の意義

防災・防犯の用語において、「曇り」は天候を指すのではなく、情報の不確実性を表現しています。それは、十分な情報が不足していたり、正確性が確認できなかったりする状況を意味します。たとえば、災害の発生直後や、危険の有無が不明なとき、「曇り」の状況が発生します。

このような「曇り」の状況下では、正確な判断を下すことが難しい場合があります。そのため、防災・防犯の専門家は、十分な情報が得られるまで「曇り」に留意し、注意深く行動することを推奨しています。また、「曇り」の状況下では、情報源の信頼性を確認し、情報の収集に努めることが重要です。

曇り予報時の心構え

曇り予報時の心構え

曇り予報時の心構え

曇り予報の場合、晴れや雨に比べると安心感があるかもしれませんが、油断は禁物です。曇り空は視界が悪くなるため、交通事故のリスクが高まります。また、雨が降り始める可能性もあるので、外出時は折り畳み傘を携帯しましょう

特に、雷雨に注意が必要です。曇り空でも、突然雷や豪雨が発生することがあります。そのため、高い建物や電柱などの近くには近づかず、安全な屋内に避難しましょう。また、河川が増水することもあるので、川岸には近寄らないようにしましょう