消火栓とは?設置のルールと種類を解説

家族を守りたい

先生、「消火栓」について教えてください。

防災防犯専門家

「消火栓」は、消火活動時に水道の水を取り出すための栓のことです。ホースをつないで放水します。路上と建物どちらも設置されています。

家族を守りたい

路上と建物で種類が違うんですか?

防災防犯専門家

はい。路上では地下式と地上式があり、建物では屋外消火栓と屋内消火栓があります。ビルなどで見かけるのは屋内消火栓です。

消火栓とは。

消火栓とは、火災の際に水道の水を放水するための栓のことです。消防ホースを消火栓に取り付けて放水します。

消火栓は、市区町村が路上に設置するものと、建物の所有者が建物内に設置するものがあります。路上の消火栓は、地下式と地上式があり、建物内の消火栓は、屋外消火栓と屋内消火栓に分かれます。ビルなどでよく見かける消火栓は、屋内消火栓です。

建物の消火栓は、消防法で設置場所や数が決められています。

消火栓とは何か?

消火栓とは何か?

消火栓とは、火災などの緊急時に水利を確保するために設置されている設備です。建物の外壁や道路脇などに設置されており、通常はキャップや蓋で覆われています。火災が発生した際には、キャップや蓋を取り外し、ホースを接続して水を使用します。消火栓は、火災の初期消火や消防隊の消火活動に重要な役割を果たします。

設置する場所や数は消防法で決められている

設置する場所や数は消防法で決められている

設置場所や数量は消防法で規定されています。 消火栓は、建物の規模や用途に応じて適切な場所に設置する必要があります。また、一定の距離間隔で設置することが義務付けられており、建物によっては消火栓の設置義務を免除されています。設置場所は消防法の基準に従って適切に選定する必要があります。

路上にある消火栓の種類

路上にある消火栓の種類

路上にある消火栓には、主に以下の種類があります。

* -地上式消火栓- 地面に設置されており、上部に放水口、ハンドル、蓋を備えています。最も一般的なタイプです。
* -地下式消火栓- 地中に埋め込まれており、蓋を開けて放水口を取り出します。主に交通量の多い道路や歩道に使用されます。
* -自立消火栓- 水源を内蔵しており、電柱や壁に設置されています。消防車からの給水も可能です。
* -簡易消火栓- 屋外の水道管や池などに設置されており、通常は蓋で覆われています。緊急時に蓋を開けて放水します。

建物内にある消火栓の種類

建物内にある消火栓の種類

建物内にある消火栓の種類は、火災の規模や設置場所に応じてさまざまです。最も一般的なタイプは、壁に取り付けられた消火栓で、ホースとノズルが備わっており、火災発生時に使用できます。もう一つのタイプは、床に設置されている消火栓で、ホースが内蔵されており、簡単にアクセスして使用できます。さらに、自動スプリンクラーシステムが設置されている建物もあり、火災を自動的に消火します。消火栓の設置場所は、避難経路や避難階段の近く、火災が発生しやすい設備の近くなどに決められています。

屋内消火栓はビルの廊下などに設置されている

屋内消火栓はビルの廊下などに設置されている

屋内消火栓は、ビルの廊下など、建物内に設置される消火設備です。建物の各階や特定の場所に設置され、初期消火や火災の拡大防止を目的としています。屋内消火栓は、スプリンクラーとは異なり、人がホースを手に取って消火活動を行うタイプです。火災が発生した場合、消火栓のカバーを外してホースを接続し、栓を開いて放水します。屋内消火栓は、建物内の人員や財産を守る重要な安全設備として、設置と定期的な点検が義務付けられています。