不織布マスクとは?種類や選び方

不織布マスクとは?種類や選び方

家族を守りたい

先生、『不織布マスク』って何ですか?

防災防犯専門家

それは布を織らないで、くっつけて薄いシート状にしたマスクのことだよ。新型インフルエンザの予防に有効とされているよ。

家族を守りたい

なるほど、普通のマスクと何が違うんですか?

防災防犯専門家

市販のマスクのほとんどは不織布マスクで、立体型やプリーツ型など種類があるよ。また、最近では鳥インフルエンザ対策にも使われるようになってきているんだ。

不織布マスクとは。

防災・防犯の用語「不織布マスク」とは、繊維や糸を織らず、熱または化学反応によって接着させてシート状にしたマスクのことです。厚生労働省の「新型インフルエンザ専門家会議」では、新型インフルエンザ対策として「不織布マスクの着用は有効な対策の一つ」として、1人あたり20~25枚の備蓄を推奨しています。

現在市販されているマスクのほとんどが不織布マスクで、ガーゼマスクとの2種類が一般的です。不織布マスクには、立体型、カップ型、プリーツ型などがあり、それぞれに異なる特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。

近年では、強毒性の鳥インフルエンザウイルスの飛散捕集に優れた不織布マスクも開発されています。

不織布マスクとは

不織布マスクとは

不織布マスクとは、化学繊維から作られた厚手のシート状のマスクです。繊維を絡ませることで形成され、通常は3層構造になっており、外層は撥水性、中層はフィルター層、内層は吸水性があります。

不織布マスクの種類

不織布マスクの種類

不織布マスクには、主に2つの種類があります。

1つ目は医療用マスクです。これは、手術や医療処置を行う際に医療従事者が使用するもので、高い遮断性と感染予防効果が求められます。

2つ目は一般用マスクです。これは、日常生活での飛沫感染を防ぐ目的で使用されており、医療用マスクに比べて遮断性は低く、主に飛沫の拡散を防ぐ効果があります。

不織布マスクの選び方

不織布マスクの選び方

不織布マスクの選び方

不織布マスクの選択には、いくつかの重要な考慮事項があります。まず、最適なサイズと形状を選択することが不可欠です。マスクが顔にぴったりとフィットすることが重要で、隙間がないようにしなければなりません。次に、呼吸しやすさを考慮してください。マスクは通気性があり、長時間着用していても息苦しくなってはいけません。さらに、マスクのフィルタリング効率を検討しましょう。不織布マスクには、粒子やエアロゾルをブロックする能力を表すBFE(バクテリアろ過効率)とPFE(粒子ろ過効率)の評価があります。より高い評価のマスクはより効果的です。最後に、予算やライフスタイルに合った価格帯と再利用性のオプションを検討してください。

新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ対策としての不織布マスク

新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ対策としての不織布マスク

不織布マスクは、新型インフルエンザや鳥インフルエンザなどの感染症対策にも有効です。これらのウイルスは空気感染するため、飛沫の拡散を防ぐことが感染予防に欠かせません。不織布マスクは、細菌やウイルスをフィルターする能力が高く、外気から吸い込む空気をある程度きれいにすることができます。また、自分が感染している場合でも、咳やくしゃみをした際の飛沫の拡散を抑える効果があります。そのため、新型インフルエンザや鳥インフルエンザが流行している時期には、感染予防対策として不織布マスクの着用が推奨されています。

適切な不織布マスクの着用方法

適切な不織布マスクの着用方法

適切な不織布マスクの着用方法

不織布マスクを効果的に使用するには、適切な着用方法が不可欠です。まず、清潔な手でマスクを摘み、鼻と口を完全に覆うように装着します。鼻のブリッジにマスクを合わせて調整し、隙間がないようにしっかりフィットさせます。また、耳紐は耳にしっかりかけて、マスクがずれないように固定します。マスクが濡れたり汚れたりしたら、すぐに新しいものに取り替えることが重要です。適切な着用を怠ると、マスクの効果が低下し、感染のリスクが高まります。

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