寒気団とは？防災・防犯用語を解説
家族を守りたい
先生、『寒気団』についてもう少し詳しく教えてください。
防災防犯専門家
寒気団とは、周囲の空気よりも気温が低い広い範囲に広がった空気の塊のことだよ。
家族を守りたい
つまり、寒気は冷たい空気のことですが、寒気団は冷たい空気の塊ということですか？
防災防犯専門家
その通りだよ。寒気団は、まわりの空気に比べて気温が低く、広い範囲に広がった空気の塊のことを指すんだ。
寒気団とは。
防災・防犯用語「寒気団」とは、比較的低温の空気の塊のことです。一方で「寒気」は周囲の空気に比べて温度が低い空気のことですが、「気団」とは気温や湿度がほぼ一定で、広い範囲にわたる空気の塊を指します。
寒気団の定義
寒気団とはは、気圧差によって発生する大規模な空気塊で、周囲の空気よりも温度が低く、高緯度の地域から低緯度の地域に向かって移動します。寒気団の内部は比較的安定しており、明確な境界線を持ち、冷たく乾燥した空気が特徴です。
寒気とは何か？
「寒気」とは、急に気温が低下して肌寒くなる現象のことです。低気圧や前線に伴って冷たい空気が流入することで発生します。一般的に、気温が急激に5度以上低下したときに「寒気が入ってきた」と表現されます。寒気は、風邪やインフルエンザなどの体調不良の原因となることがあります。また、冬場に暖房を効かせた部屋から外に出たときなどにも寒気を感じることがあります。
気団とは何か？
-気団とは何か？-
気団とは、大気中で温度、湿度、空気密度がほぼ同じ領域のことです。水平方向に数百～数千km、鉛直方向に数kmの範囲に広がっています。気団は、同じ気候帯で形成され、同じ性質を持っています。
気団は、空気塊から形成されます。空気塊は、地上付近で大気と接して、その性質を帯びた小さな空気の塊です。空気塊が同程度の性質を持つ他の空気塊と合流・混合することで、気団が形成されます。
気団は、気温、湿度、空気密度だけでなく、風向や風速にも影響を与えます。気団間の境界は「前線」と呼ばれ、天気を変化させます。
寒気団の特徴
-寒気団の特徴-
寒気団とは、低温、高密度の空気の塊であり、他の周囲の空気よりも温度が低くなっています。通常、高緯度地域で形成され、低緯度地域に向かって移動します。寒気団が移動するにつれて、周辺の暖かい空気と混ざり合い、徐々に温度が上昇していきますが、それでも周囲の空気よりも低温です。
寒気団は、以下のような特徴があります。
* 寒冷前線と温暖前線という2つの前線を伴います。寒冷前線は寒気団の前方、温暖前線は寒気団の後方に位置しています。
* 下降気流をもたらし、天気が安定し、雲が少ない状態になります。
* 移動すると冷たい空気を運び、気温の低下、雨、または雪などの悪天候をもたらすことがあります。
寒気団による影響
寒気団の影響において、最も顕著なのは低温です。寒気団が通過すると、気温は急激に低下し、地域によっては霜や氷が発生することもあります。また、寒気団の通過に伴い、雪や暴風雨が発生することがあります。さらに、気温の低下はヒートショックのリスクを高め、高齢者や持病のある人の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。このように、寒気団は降水や気温の急低下など、さまざまな悪影響をもたらし、防災・防犯対策が求められます。