『震度』とは？気象庁の震度階級を詳しく解説

『震度』とは？気象庁の震度階級を詳しく解説

震度の定義と仕組み

-震度の定義と仕組み-

震度は、地震の揺れの程度を表す数値です。気象庁では、地震の揺れを0から7の8段階に分類しています。この震度階級は、地震の震央からの距離や震源の深さ、地盤の種類などによって変わります。震度は、震源から遠くに行けば弱くなりますし、震源が深ければ弱くなります。また、地盤がやわらかいと揺れが大きくなり、硬いと揺れが小さくなります。

気象庁の震度階級

気象庁では、地震の揺れの大きさを「震度」として発表しています。震度は、0から7までの8段階で表され、揺れの大きさによって分類されます。0は「震度0」で、揺れを感じません。一方、7は「震度7」で、非常に強い揺れを感じ、建物が大きく損傷する可能性があります。

震度による揺れの度合いと影響

震度による揺れの度合いと影響

気象庁では、地震の規模を表すマグニチュードと、地震が与える揺れの大きさを表す震度という2つの数値を用いて地震の情報を発表しています。震度は1から7の7段階で表され、それぞれ揺れの度合いが異なり、建物や人への影響も異なります。

震度1～2は、ほとんどの人が感じないほどの微弱な揺れです。建物にはほとんど影響がありません。

震度3になると、揺れがはっきりと感じられ、屋内では物が揺れたり、食器が音を立てたりします。

震度4になると、揺れがより大きくなり、建物が揺れ、家具が倒れたり、窓ガラスが割れたりすることがあります。

震度5弱では、立っているのが困難になり、建物にひびが入ったり、瓦が落ちるなどの被害が出ます。

震度5強～6弱では、強い揺れとなり、建物が大きく揺れて、壁や屋根が崩落する可能性があります。

震度6強～7は、激震で、建物が倒壊したり、地盤が崩れたり、津波が発生するなどの甚大な被害が出る恐れがあります。

震度と地震マグニチュードの違い

–震度と地震マグニチュードの違い–

震度を理解するために、地震マグニチュードという概念を理解することも重要です。マグニチュードは、地震が放出したエネルギーの大きさを表します。一方、震度は、地震が地表で引き起こす揺れの大きさを表します。つまり、大きな地震でも震度が必ずしも大きくない場合がありますし、逆に小さな地震でも震度が大きくなる場合があります。この違いは、地震の震源の深さや震源から観測点までの距離など、さまざまな要因によって引き起こされます。

地震発生時の震度情報の確認方法

震度情報は地震発生時に、気象庁から発表されます。震度情報は、気象庁のホームページや、気象庁のアプリ、テレビやラジオなどで確認できます。気象庁のホームページでは、地震発生後、リアルタイムで震度情報が更新されます。気象庁のアプリは、震度情報が発表されるとプッシュ通知で知らせる機能があります。テレビやラジオでは、地震発生時に震度情報を放送することがあります。震度情報を迅速かつ正確に確認することで、適切な避難行動をとることができます。