地震が来た!【緊急地震速報】の仕組みと対処法

地震が来た!【緊急地震速報】の仕組みと対処法

家族を守りたい

「緊急地震速報」ってどういう意味ですか?

防災防犯専門家

地震の発生直後に発表される情報で、強い揺れの到達時刻や震度を知らせるんだよ。

家族を守りたい

いつ発表されるんですか?

防災防犯専門家

地震発生の直後、震源から離れた地域ほど早く発表されるよ。

緊急地震速報とは。

緊急地震速報とは、地震の発生直後に震源から遠方の地域でも強い揺れの到達時刻や震度を予測し、素早く知らせる情報のことです。

緊急地震速報とは?

緊急地震速報とは?

緊急地震速報とは、地震発生直後に震源に近い観測点で検知された初期微動(P波)を利用して、地震の規模や予想される震度をいち早く推定し、広範囲に発信するシステムです。P波は破壊の発生場所を示し、S波(主要動)よりも早く伝わります。紧急地震速報は、P波を観測した時点で震源の位置やマグニチュードを推定し、S波による大きな揺れ来るまでの数秒から数十秒程度の猶予時間を確保します。

仕組みとしくみ

仕組みとしくみ

-仕組みとしくみ-

緊急地震速報システム(EEW)は、地震が起きるとその情報を素早く取得し、全国に警告を発信する仕組みです。このシステムは、全国に設置された観測点の地震計が地震波を検知します。地震計が大きな揺れを検出すると、そのデータを気象庁に瞬時に送信します。

気象庁では、送信されたデータを解析し、地震の規模や震源地を推定します。この情報が緊急地震速報として、テレビやラジオ、スマートフォンなどのさまざまな媒体に配信されます。緊急地震速報は、地震発生の約数秒~十数秒前に発表されます。このわずかな時間で、人々は揺れに備えることができます。

地震がきたらどうする?

地震がきたらどうする?

-地震がきたらどうする?-

地震の発生時には、すぐに身の安全を確保することが最優先です。慌てず騒がず、次の手順に従ってください。

* 揺れている間机などの頑丈な家具の下に逃げ込み、頭を保護しましょう。ドアや窓から離れ、落ちたり割れたりする可能性のあるものの近くから離れてください。
* 揺れが収まったらすぐに避難場所を確認し、安全な場所に移動しましょう。二次災害に備えて、火を消し、ガス栓を閉めてください。
* 建物内での避難エレベーターは使用せず、非常階段を利用しましょう。混雑を避けるために、他の避難経路を探すことも検討してください。
* 屋外での避難開けた場所や頑丈な建物の近くに避難しましょう。電柱や看板、建物などの落下物に注意してください。
* 車内での避難車を安全に止め、橋や高架下など危険な場所から離れてください。揺れが収まるまでは車内に留まりましょう。

緊急地震速報の活用

緊急地震速報の活用

緊急地震速報を有効活用しましょう。緊急地震速報は、地震の揺れが実際に発生する数秒から数十秒前に知らせる情報です。この貴重な時間を活用することで、被害の軽減に役立てることができます。地震の揺れを感じたら、まずは落ち着いて以下の行動をとってください。

1. 身を守る テーブルや机の下など頑丈な構造物に隠れて、頭や体を保護しましょう。
2. 建物から離れる 屋外にいる場合は、建物や電柱から離れましょう。屋内にいる場合は、窓や外壁から離れた部屋の隅に移動しましょう。
3. 揺れが収まるまで待つ 揺れが収まるまでは、安全な場所に留まりましょう。急いで逃走したり、エレベーターを使用したりしないでください。
4. 揺れが収まったら 周囲を確認し、けが人や損害がないか確認しましょう。異常があれば、消防や警察に通報してください。

防災対策に役立てよう

防災対策に役立てよう

防災対策に役立てよう

緊急地震速報は、地震の発生を素早く捉え、震度や揺れの強さを予測する非常に重要な情報です。この情報を活用することで、地震発生前に適切な行動を取ることが可能になり、被害を最小限に抑えることができます。具体的には、揺れが来る前に避難場所や丈夫な机の下など、安全な場所に移動したり、火を消したり、窓ガラスから離れたりするなどの対策が挙げられます。また、緊急地震速報の情報は、自動的に放送やスマートフォンなどに配信されるため、いつでもどこでも情報を入手できます。このような情報を積極的に活用することで、地震災害への備えを万全にし、大切な命を守りましょう。

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