錠とは？防犯性を高める錠の種類
家族を守りたい
先生、『錠』ってどういう意味ですか？
防災防犯専門家
錠というのは、鍵を差し込んで施開錠する設備のことで、ドアに取り付けられているよ。一般的には、錠と鍵をまとめて『鍵』と呼んでいるんだ
家族を守りたい
錠と鍵って別々のものだったんですか？
防災防犯専門家
そうだよ。錠は固定されていて、鍵は持ち歩くものなんだ。英語では、錠は『Lock』、鍵は『Key』となるよ
錠とは。
防災・防犯の用語で「錠」とは、鍵を差し込んで鍵をかける、または開けるための部品のことです。ドアに取り付けられているものが「錠」で、普段持ち歩いて使うのが「鍵」ですが、一般的に「錠」と「鍵」を合わせて「鍵」と呼んでいます。英語では、「錠」は「Lock」、「鍵」は「Key」と表現します。防犯の面から見ると、「錠」には防犯性能の高いものと低いものがあります。
錠とは？鍵との違い
-錠とは？鍵との違い-
錠とは、扉や 窓などの開閉部に設置され、施錠することで侵入を防ぐ装置です。鍵は錠を操作するための工具で、錠本体に組み込まれた部品と形状が一致しなければ施錠や開錠ができません。
錠は鍵穴に鍵を差し込んで操作するものが一般的ですが、暗証番号や指紋認証、リモコンなどを使用するものもあります。錠の種類は多岐にわたり、防犯性や利便性によって選択されます。
錠の種類
-錠の種類-
錠には、その機能や構造に応じてさまざまな種類があります。代表的なものとしては、シリンダー錠、レバー錠、キーレス錠などがあります。
シリンダー錠は、鍵穴に鍵を差し込み、シリンダーを回転させることで開錠するタイプの錠です。防犯性の高いタイプが多く、鍵穴も小さくピッキングが困難なものが一般的です。
レバー錠は、鍵穴に鍵を差し込んでレバーを操作して開錠するタイプの錠です。操作が簡単で安価ですが、シリンダー錠に比べて防犯性は劣ります。
キーレス錠は、鍵を使用せずに開錠できるタイプの錠です。暗証番号やICカード、生体認証など、さまざまな方法で開錠できます。利便性が高い一方で、鍵を紛失した際の復旧が難しいというデメリットもあります。
防犯性の高い錠
防犯性の高い錠についてご紹介します。錠は、扉や窓を閉じた状態を維持し、不正侵入を防ぐ重要な役割を果たします。防犯性の高い錠を選ぶことで、自宅やオフィスをより安全に保つことができます。
防犯性の低い錠
防犯性の低い錠には、ピッキングされやすいシリンダーを使用した錠や、破壊されやすい素材で作られた錠があります。シリンダーが簡単な構造だったり、ピンが少なくだったりすると、短時間でピッキングされてしまいます。また、錠前が薄く、扉が薄い素材で作られていると、破壊されやすくなります。これらの錠は、セキュリティ対策として不十分であり、防犯性を向上させるために交換することを検討する必要があります。
錠の交換方法
錠を交換するには、以下のような手順があります。
1. 古い錠の取り外し ドアから錠のストライクプレートと錠本体を取り外します。ネジやボルトで固定されているので、適切な工具を使用して取り外します。
2. 新しい錠の取り付け ストライクプレートをドア枠に取り付け、その後、錠本体をドアに設置します。ネジやボルトでしっかりと固定します。
3. 動作確認 錠を操作して、スムーズに動作し、確実にロックできることを確認します。必要に応じて、ストライクプレートの位置を調整します。
4. カギ交換 古いカギを引き抜いて、新しいカギを挿入します。新しいカギがスムーズに動作し、錠を確実に施錠できることを確認します。