消防水利とは?防災・防犯用語を解説

消防水利とは?防災・防犯用語を解説

家族を守りたい

先生、「消防水利」について教えてください。

防災防犯専門家

消防水利とは、消防活動に使う、消火栓、防火水槽、プールなどのことです。

家族を守りたい

消火栓と防火水槽の違いは何ですか?

防災防犯専門家

消火栓は地面に埋め込まれていて、ホースを接続して放水します。防火水槽は大きく、消防車が直接水を汲み上げて放水します。

消防水利とは。

防災・防犯用語の「消防水利」とは、消防活動で利用する、消火栓、防火水槽、プールなどのことです。

消防水利とは何か?

消防水利とは何か?

消防水利とは、消防活動時に消火用水として利用できる施設や設備のことです。火災発生時、消火活動に必要な大量の水を確保するための重要なインフラです。消防水利には、河川や湖沼、貯水池など自然水利と、消火栓や水槽など人工水利の2種類があります。消防水利は、火災現場への迅速な消火用水供給を確保し、火災を制御・鎮圧するために欠かせない存在です。

消防水利の種類

消防水利の種類

消防水利の種類はさまざまで、その設置目的や場所によって分類されます。代表的な種類には以下があります。

* 地下式消防水利 地下に設置されるもので、蓋やマンホールで地上と接続しています。周囲に複数の消火栓が配置されていることが多く、災害時に安定した放水源を確保できます。
* 地上式消防水利 地上に設置されるもので、消火栓やポンプ車などが接続できます。公園や交差点などに配備されており、初期消火に役立ちます。
* 用水路式消防水利 川や池などの水源を利用するもので、ポンプ車などで吸水して放水することができます。大規模災害時に大量の水が必要になる場合に備えて設置されています。
* 自衛消防水利 企業や施設が保有する設備で、火災時に自力消火するためのものです。屋上や駐車場に貯水槽やポンプ設備が備えられています。

消防水利の設置場所

消防水利の設置場所

消防水利とは、消火活動時に十分な水量を確保するための施設のことです。消防水利の設置場所には、河川や池などの自然の水利や、消火栓などの人工の水利があります。自然の水利は、大規模な火災の場合に大量の水を確保することができますが、干ばつや河川の枯渇などの影響を受けやすくなります。一方、消火栓は、低圧帯と高圧帯に分けられ、低圧帯消火栓は一般的に住宅街などに設置されており、高圧帯消火栓は工場や高層ビルなどの大規模施設に設置されています。消防水利は、防災・防犯上重要な施設であり、消火活動の円滑化に不可欠な役割を果たしています。

消防水利の役割

消防水利の役割

消防水利とは、火災時に放水するための、水源となる施設や設備のことです。消防水利には、水道管から分岐して設置されている「消火栓」や、河川や池などに設けられている「貯水槽」などがあります。火災が発生した際、消防車はこの消防水利を利用して放水し、火災の鎮圧にあたります。また、消防水利は火災だけでなく、自然災害時の消火や応急給水にも活用されます。

消防水利の維持管理

消防水利の維持管理

-消防水利の維持管理-

消防水利は、火災時に消火活動に活用するための水源です。その維持管理は、消火活動時に確実に水利が機能することを確保するために不可欠です。

自治体では、消防水利の設置や整備、定期的な点検や清掃を実施しています。また、住民との協力も重要です。消防水利の付近に車を駐車しない、周辺を清潔に保つなどの協力により、消防水利の機能を維持できます。

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