防災・防犯用語「注意報」とは?

防災・防犯用語「注意報」とは?

家族を守りたい

「注意報」について教えてください。

防災防犯専門家

注意報とは、災害が起こる恐れがある場合に気象庁が発表する予報です。

家族を守りたい

つまり、「警報」よりも警戒度が低いということですか?

防災防犯専門家

はい。警報は災害が起こる恐れが高いときに発表されるのに対し、注意報は災害が起こる可能性があることを示すものです。

注意報とは。

注意報とは、災害が発生する可能性があるとして、気象庁が注意を呼びかける予報のことです。警報よりも警戒度は低く、地方気象台が定められた基準に基づいて発表されます。

注意報とは?

注意報とは?

-注意報とは?-

注意報とは、気象庁が発表する「気象災害のおそれがある」との情報を示す警報のことです。気象庁は、気象観測や数値予報などを基に、大雨や強風、豪雪などの気象災害が発生する恐れがあると判断されるときに発表します。注意報は、災害発生の可能性があることを知らせるものであり、すでに災害が発生しているわけではありません。

注意報の発表基準

注意報の発表基準

注意報の発表基準は、気象庁によって定められています。発表基準は気象現象によって異なりますが、概ね以下のとおりです。

* 大雨注意報局地的に1時間に50ミリ以上の激しさを伴う降水が予想される場合
* 洪水注意報河川の増水により、堤防から水が越えるおそれがある場合
* 暴風注意報陸上または海上において、風速が25メートル毎秒以上の強風が予想される場合
* 波浪注意報海上における波の高さが2.5メートル以上になる見込みがある場合
* 高潮注意報沿岸部で、高波により海岸が浸水するおそれがある場合

注意報と警報の違い

注意報と警報の違い

注意報と警報の違い

注意報と警報は、どちらも気象庁が発表する警戒レベルを表す区分です。ただし、その意味合いには大きな違いがあります。注意報は、災害発生の可能性が高いと予想される場合に発表されますが、まだ災害が発生していない状態です。一方、警報は、災害が発生しているか、あるいはすでに発災する恐れが高いと判断された場合に発表されます。つまり、注意報は防災への備えを促すための情報であるのに対し、警報はすでに災害が発生しており、避難などの安全確保を呼びかける情報なのです。

注意報が発令されたときの対応

注意報が発令されたときの対応

注意報が発令された場合の対応

注意報が発令されたときは、状況に注意し、以下の対応を取って安全を確保してください。

* 身の安全を確保しましょう。 屋内に避難したり、頑丈な建物や塀の陰に隠れたりしてください。
* 情報収集を行いましょう。 テレビやラジオ、インターネットなどで最新情報を取得してください。
* 避難の準備をしましょう。 避難経路を確認し、非常持ち出し品を用意してください。
* 不要不急の外出を控えましょう。 風雨や落雷などの危険があります。
* 河川や急傾斜地には近づかないでください。 冠水や土砂崩れの危険があります。
* 車の運転は慎重に行いましょう。 視界が悪く、路面が滑りやすくなります。
* 避難指示が出される前の自主避難を検討しましょう。 状況が変化する前に安全な場所へ避難してください。

注意報の解除・経過観察

注意報の解除・経過観察

注意報の解除・経過観察

注意報が発令された場合、状況が落ち着いてきたり、危険がなくなったと判断された場合には、気象庁によって解除されます。しかし、まだ危険性が完全に解消されたわけではないため、引き続き経過観察が推奨されます。注意報が解除された後も、気象情報や周囲の状況に注意し、必要に応じて適切な警戒措置を講じてください。

SNSでもご購読できます。